2026年夏(6月〜8月)にスタートするアニメ84作品の公式X(旧Twitter)フォロワー数を調査しました。
※調査日:2026年6月1日(月)
2026秋アニメ・2027年以降の新作アニメ化・続編決定まとめ一覧【400本超え】


Twitterフォロワー数ランキング TOP20
メガタイトルが桁違い!真に圧倒的存在感
1位の『ONE PIECE』、2位の『僕のヒーローアカデミア』の数値は、数百万規模のファンを擁する「本家公式アカウント」そのもののフォロワー数です。
新規のアニメ作品が束になっても届かない巨大な基盤がそこに「存在している」ということ自体が、すでに別格。この圧倒的な存在感、コンテンツとしての桁違いの質量を見せつけています。
シリーズ3期・4期の強さと安定感
3位の『リゼロ 4th season』、6位の『無職転生Ⅲ』、8位の『100カノ 3期』など、中〜長期シリーズの続編が上位の過半数を占めています。
新規タイトルのフォロワー獲得が難しくなっている昨今、視聴習慣が完全に定着しているこれら「計算できる実力派」が夏バトルの中心になることは間違いありません。
大作のパワーゲームの中にぽつんと存在する「ラブコメの化け物」
上位陣を見渡すと、世界的なメガヒット作(ワンピ、ヒロアカ)、ダークファンタジーの巨頭(リゼロ、BLEACH、文スト)、大河なろう系(無職転生)など、「重厚な世界観」や「壮大なバトル」を売りにした大作がズラリと並んでいます。
その中にあって、唯一の純粋な「ドタバタ系ラブコメ」としてトップ10に食い込んでいるのが『100カノ』です。
通常、日常系やラブコメ作品は、バトルものに比べてSNSのフォロワー数が伸びにくい(数十万規模に到達するのは一握り)というジャンル特有の壁があります。しかし、本作は3期にして15万フォロワーを突破。大作ファンや一般層も巻き込む形で、ジャンルの枠を完全に突破しています。
作中でヒロインが文字通り「100人(を目指して)増えていく」という前代未聞の設定は、現実のプロモーション(都度発表される豪華新キャスト、それに伴うSNSのトレンド入り)と完全に連動しています。 「新ヒロインが解禁されるたびにコミュニティが確実に拡大・結晶化していく」という、他の作品には絶対に真似できない独自のエネルギーがこの15万という数字に表れています。
アニメの牙城に挑む特撮の星『ウルトラマンテオ』
アニメ作品に比べてXでのフォロワー数が伸びにくいとされる特撮ジャンルにおいて、7月の放送開始前に14.5万を突破しているのは見事。
新世代のウルトラマンとしてのビジュアルや設定が、コアなファンだけでなくライト層の関心も惹きつけている証拠と言えます。
過去作(押井・神山・黄瀬版)のファンゆえに、「Production I.Gではない攻殻」というスタジオ刷新への戸惑いや、今回の「原作基準のポップでシンプルなキャラデザ」への不安は正直ゼロではありません。今までのクールでリアルな少佐や重厚な世界観が大好きだからこそ、ティザーの丸みのあるビジュアルには最初かなり身構えてしまいました。
ですが同時に、この布陣だからこそのワクワク感も凄いです! 単発やスピンオフギャグ枠を除外したTwitterフォロワー数上位陣を見ると、リゼロ、BLEACH、無職転生など「すでに面白さが完全に担保された強力な本編続編モノ」ばかりがズラリと並んでいます。そんな約束された神作たちが上位を占める中、完全リニューアルの「攻殻」がこの新ビジュアルと、サイエンスSARU特有の「ヌルヌル動く躍動感」でどう切り込んでいくのか。
これまでのアニメ版では見られなかった、士郎正宗先生の原作が持つあのむっちり感やカラッとした空気感、円城塔氏が2026年の今紡ぐ新しい電脳社会の物語と噛み合ったときにどんな化学反応が起きるのか。
過去作へのリスペクトをゴーストに宿した新チームの挑戦に、不安半分、期待値マシマシで7月の放送を待ちたいと思います!
総括:この夏の「覇権」は?
数値上は『ONE PIECE』と『ヒロアカ』の2強ですが、これらは本家公式アカウントの圧倒的な母体によるものである上に、今期に関してはそもそも「1話のみの限定」となるため、純粋なレギュラー放送枠のレースからは除外して考えるのが妥当です。
また、4位の『文豪ストレイドッグス わん!2』はスピンオフギャグアニメという性質上、こちらもシリーズ間バトルからは外して考えるのが自然でしょう。
それと、ひたすら純度の高いバトル展開が続く『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』に関しても、もはや通常の覇権レースのモノサシで測るべきではなく、独自のファン層をガッチリ掴んだ「別枠の殿堂入り作品」として横に置いて考えるのがスマートです。
そうなると、今期の「レギュラー放送アニメ」としての実質的なトップ争いは、『Re:ゼロから始める異世界生活 4th season(奪還編)』と『無職転生Ⅲ』、そしてここに10位から急浮上してくる『幼女戦記Ⅱ』を加えた3つどもえ……に留まりません。
興味深いのは、これら実質的な上位陣がすべて「小説投稿サイト」を発祥とするメガヒットタイトルである点です。
なかんずく『幼女戦記Ⅱ』は、そのハードすぎる世界観と「幼女」というタイトルから受けるギャップで初見のハードルは高い(タイトルだけで敬遠されがちである)ものの、1期の圧倒的な完成度を知るファンの信頼は絶大。骨太なミリタリー・戦記物として、同じWeb小説発のライバルたちを脅かす見ごたえの塊のようなドラマを再び見せてくれるはずです。
ここに、同じくWeb小説からスターダムを駆け上がり、春から連続2クール放送中で、7月からいよいよ第2クール(※※※※族の策謀が本格始動する新展開)へと突入するメガヒット作『転生したらスライムだった件 第4期』が、すでに盤石の熱量を引き連れて立ちはだかります。
今期の覇権レースは、この異次元の強さを誇る『転スラ』を加えた、まさにWeb小説発のマルチメディア展開を牽引する「4大巨頭」を軸にした「スーパーなろう大戦」となるのは確実。超激戦区の一大決戦が展開されます。
しかし、今期の面白さは、これら大作勢の安定感だけではありません。大作の影で「独自の存在感や、濃すぎる個性を放つ新作・続編のラインナップ」が極めて充実している点にあります。特に以下の作品群は、事前のフォロワー数という枠組みには収まらない、尖った爆発力と確かな見ごたえを秘めています。

Twitterフォロワー数一覧表
※ 下記テーブルは並べ替えや検索ができます
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完全新作アニメ限定ランキング
続編やシリーズ系を抜かした完全新作アニメは50作品。そのランキングは下記の通りです。
完全新作アニメの注目作品
完全新作アニメ第1位「きみが死ぬまで恋をしたい」
・1位『きみが死ぬまで恋をしたい』【百合・尊い系の圧倒的な強さ】頭一つ抜けて7万台を突破している本作は、熱狂的なファン層(特にSNSでの拡散力やエンゲージメントが高い層)を確実に掴んでいることがうかがえます。原作の持つ繊細な空気感や切ない世界観が、アニメ化発表の初期段階から強い期待感に直結している好例です。
面白さは完全未知数!オリジナルアニメ3スタジオ対決
・原作を持たないオリジナルアニメ(6位『さよならララ』、9位『メビウス・ダスト』)が、2万台中盤に固まってランクインしているのは健闘していると言えます。 事前のストーリー予測がつかない分、ティザーPVのハイクオリティさや制作スタジオへの信頼感(ブランド力)でフォロワーを集めている段階でしょう。
それに対して、フォロワー数では3分の1ほどに甘んじている35位『グロウアップショウ ~ひまわりのサーカス団~』も見逃せません。オリジナルアニメらしい「楽しい雰囲気」が凝縮されている期待作です。
2026年夏の裏トレンド:「歴史・後宮・知略」の濃厚ドラマ勢
・数が圧倒的に多い「なろう系」に対し、数は少なくとも、この夏一番熱く絶対に見逃せないのが重厚な人間模様を描く「歴史・文化・後宮系」の新作たち。個人的にも大注目のジャンルです!
『ワールド イズ ダンシング』こそ少年が主人公ですが、その他の3作品は女性主人公たちの熱い戦いが見どころとなっています。
- 5位『ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』 動画工房が手掛ける、中華風後宮を舞台にした“入れ替わり”逆転劇。鋼の精神を持つヒロインの痛快さと、後宮の陰謀が絡み合う濃厚なエンタメ作。
- 10位『天は赤い河のほとり』連載終了から24年、満を持して紡がれる奇跡の初映像化。古代ヒッタイトに翻弄されながらも「戦いの女神」へ成長する少女を描く、ロマンスと本格国際情勢が融合した少女漫画界の金字塔。
- 13位『ワールド イズ ダンシング』 後に「能」を大成させる世阿弥(鬼夜叉)の少年時代を描いた、CygamesPictures制作の傑作。南朝と北朝が争う動乱の時代を背景に、「なぜ人は舞うのか」を追い求める前代未聞の“ダンシング・歴史ストーリー”です。
- 18位『天幕のジャードゥーガル』 サイエンスSARU(山田尚子総監督)が描く、13世紀のモンゴル帝国を舞台にした“知”の歴史ロマンです。『王様ランキング』を彷彿とさせる絵本のような絵柄で、一見すると好みが分かれる(あるいは敬遠してしまう)方もいるかもしれませんが、非常に見ごたえのある仕上がりを予感させます。
Twitterからアニメ化へ!紫煙たなびく「ヤニ系」ライバル対決
同じ「煙草(ヤニ)」をテーマにしながらも、SNS(X)発の話題作として同時期に競い合い、アニメ化まで共に駆け上がってきた“同期のライバル”的な2作。エモくて愛おしい大人な距離感に癒される『スーパーの裏』と、マナーゼロなクズ獣人の生態に爆笑する『ヤニねこ』という、180度ベクトルの違うギャップが最高に面白いです。
3位『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』 くたびれたリーマンとスーパー店員が、夜の喫煙所で織りなす焦れったくもエモい大人の日常ドラマ。ずとまよやimaseの楽曲が彩るお洒落な空気感に癒されます。
15位『ヤニねこ』 マナーも生活力も破綻したクズ獣人たちの怠惰な日常を描く、中毒性の高い深夜の劇薬ショートコメディ。地上波の限界を攻めるクズっぷりに大爆笑必至です。
夏の注目オカルトコメディ異色作
暑い夏をホラーで涼しく……と思いきや、まさかの笑いで吹き飛ばしてくれる、今期の気になる「オカルトコメディ」枠にも注目です。大型続編や重厚なSFの合間に、サクッと観られてクスッと笑えるエッジの効いた異色作を2点ピックアップ。
・14位『令和のダラさん』 SNSで爆発的な人気を誇る、祟り神「ダラさん」と現代の子供たちとのゆるい日常を描いたオカルトコメディ。恐ろしくもどこか可愛いダラさんのキャラクター造形と、キレのあるギャグの映像化に期待です。
・33位『うしろの正面カムイさん』 杉田智和が主演を務める、下ネタとホラーが融合した異色のオカルトコメディ。エロの力で悪霊を調伏する型破りな霊媒師の活躍を、抜群のコメディセンスで描き出します。
常に高いクオリティでファンを魅了する集英社ブランド
今期も『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』をはじめ、第2期・第3期と順調にファンを拡大する『逃げ上手の若君』『正反対な君と僕』『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』といった人気シリーズがズラリ。さらに、『僕のヒーローアカデミア』の特別短編アニメや、一夜限りの特別放送として大きな話題を呼ぶ『ONE PIECE HEROINES』など、レギュラー放送に留まらない多彩な仕掛けでアニメ界を席巻している集英社ブランド。
そんな、常に高いクオリティでファンを魅了する集英社作品の系譜を継ぐ、2026完全新作アニメ3作品がこちらです。上位の期待作だけでなく、現在は28位・29位とフォロワー数こそ控えめなものの、映像化による化け幅やファン層の拡大が十分に期待できる2作品を含めた、全くジャンルの異なる3作品となっています。
・4位『岩元先輩ノ推薦』 「ウルトラジャンプ」2021年~連載中
あの耽美かつおどろおどろしい「和風ダークファンタジー」の世界観がどう映像化されるかが最大の焦点。独特の怪異描写と美麗な絵柄の再現度に期待が高まります。
・28位『BLACK TORCH』 「ジャンプSQ.」2016年12月~2018年7月
隠密(しのび)と妖(あやかし)が紡ぐ、あのスタイリッシュかつハードな超高速アクションがどう映像化されるかが最大の焦点。闇夜を駆けるシャープな戦闘シーンの躍動感と、タカキツヨシ先生の圧倒的な画力の再現度に期待が高まります。
・29位『うちの弟どもがすみません』「別冊マーガレット」2020年1月~※現在は一時休載中・再開予定あり
個性豊かな4人の弟たちと一つ屋根の下で繰り広げられる、ゼロ距離ラブコメの空気感をどう映像化するかが焦点。不器用な弟たちがふと見せるギャップや、胸キュン必至の同居シチュエーションの再現度に期待が高まります。
集英社に並ぶハイクオリティブランド「フラアニ」枠の期待作
集英社ブランドと同じく、今やアニメファンから圧倒的な信頼を集めているのが「フラアニ」枠です。 数々のハイクオリティな名作を世に送り出してきた同枠において、2026年の大注目作として名乗りを上げるのがこちらの完全新作です。
現在は36位とフォロワー数こそ控えめなものの、枠の持つブランド力と極上の映像化クオリティによって、放送開始とともに一気にファン層を拡大していくことが十分に期待できる注目の一作となっています。
・36位『これ描いて死ね』小学館「ゲッサン」2021年~連載中
「マンガを作る」という創作への圧倒的な熱量と、不器用ながらも真っ直ぐな登場人物たちの人間ドラマがどう映像化されるかが最大の焦点。読者の胸を熱くさせたあの瑞々しい初期衝動の空気感と、とよ田みのる先生が描くエモーショナルな演出の再現度に期待が高まります。
独自の魅力で魅せる、見逃し厳禁の「濃密世界観・ファンタジー・純愛」3選
ここまでジャンル別に紹介してきましたが、その他の注目作品を3つピックアップ!
・7位『二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-』 京都アニメーション(KAエスマ文庫)が手がける、明治三十四年の京都を舞台にした珠玉の青春浪漫。時代が大きく変わる瞬間の空気感を、圧倒的な映像美で描き出します。
・11位『追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する』 なろう系の枠組みでありながら、緻密な「データ・ゲーム知識の活用」でカタルシスを生み出すソリッドなファンタジー。頭脳的な攻略プロセスが光る異色作です。
・16位『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。』 内気な大学生と、視覚障がいを持つ明るいヒロインの純愛ラブストーリー。今期の「早見沙織劇場」とも言える、声と演技で魅せる繊細な心の機微は必聴です。
それと22位「鬼の花嫁」も同じく「早見沙織劇場」です。
実質最下位『サンダー3』
・48位『サンダー3』【ダークホース枠】 「常識を覆す衝撃作」としてSF・サスペンス好きの間で話題騒然の本作が、フジテレビ「+Ultra」枠でついにアニメ化。
事前のフォロワー数こそ、新作アニメ49作品中48位(49位はミニアニメ)と“実質最下位”の苦しいスタートとなっていますが、これこそが不気味なポテンシャル。その予測不能なストーリー展開と映像クオリティ次第では、今期最大のダークホースとして大化けする可能性を秘めている期待作。
異世界バブルの崩壊と「アニメ化就職氷河期」の到来
1991年に起きたバブル崩壊と、それに続く就職氷河期――。2026年夏アニメのX(旧Twitter)フォロワー数データを見つめていると、そんな歴史の皮肉な符合が頭をよぎります。
リゼロ4期や幼女戦記Ⅱといったメガヒット続編勢が上位をがっちりと押さえる中、数年間のアニメ化順番待ちを経てようやく打席に立った「小説家になろう」などのWEB小説発の新作群が、1万〜2万フォロワー台、あるいはそれ以下という驚くほどの苦戦を強いられているからです。
かつてWEB上で数千万、数億PVを稼ぎ出し、コミカライズも大ヒットした一時代の看板タイトルたちが、なぜ今これほどまでに埋もれてしまうのか。
今回は、現在の供給過多が生んだ「異世界アニメバブルの崩壊」と、優秀な新作が割を食う「アニメ就職氷河期」の残酷な構造について、初出時期のデータから深く紐解いていきます。
① 先行世代(バブル期)の巨大化と、席の奪い合い
いまや視聴者全員が、つまらないと感じた作品を一瞬で切り捨てる『即死チート』の主人公・高遠夜霧のような「即死能力」を持っていると言っても過言ではありません。
そんなシビアな環境下で、バブル期(なろうアニメ化の黎明期〜全盛期)にポジションを確立した『Re:ゼロ』『無職転生』『転スラ』『オーバーロード』といったメガヒット作は、現在も最前線に君臨しています。これらがジャンルの金字塔として常に比較対象とされるため、新作群は限られた視聴時間のなかで、その肥えた目と「即死能力」を持つユーザーに少しでも見劣りすれば一瞬で葬り去られるという、極めて厳しいスタートラインに立たされています。
② かつてなら「即戦力」だったはずの優秀な作品が埋もれる悲劇
21位以下のリストを見ると、21位『LV999の村人』や26位『ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。』など、初出当時はWEB上で数千万、億単位のPVを稼ぎ出し、コミカライズも大ヒットした「一時代を築いた看板タイトル」が並んでいます。 バブル期(数年前)にアニメ化されていれば、エース級の扱いを受けてフォロワー数も数万〜数十万規模に跳ね上がっていたはずの“優秀な人材”です。
しかし、アニメ化の順番待ち(内定遅れ)をしている間に市場が冷え込み、「今さら出されても、もう枠がない」「似たような作品が多すぎる」と冷遇されてしまう。これこそが、優秀なのに就職できなかった「就職氷河期」の世代の悲劇と完全に一致します。
③ 「出すだけで売れた時代」のツケを払わされる構造
かつては「なろう系」というだけで一定の視聴率や円盤・配信売上が見込めたため、企画が乱発(バブル)されました。その結果、視聴者の「またこれ系か……」という“異世界疲れ”がピークに達したタイミングで世に放たれることになったのが、現在の2020年前後初出の作品群です。 先輩たちが作り出したバブルのツケ(ジャンル全体の飽き)を、最も成熟した中堅・実力派の新作たちが「フォロワー数の低迷」という形で払わされているのが現状と言えます。
このように、今期苦戦しているWEB小説発の新作群は、作品自体の魅力不足ではなく、市場の飽和と先行メガIPの居座りという「構造の不条理」に直面しています。バブルのツケを払わされる形で、長年の下積みを経た実力派たちが割を食っている構図は、まさに就職氷河期そのものです。
しかし、SNSのフォロワー数という一面的な「数字」だけで、作品の真の価値は測れません。ブームが完全に沈静化した今だからこそ、タイムラインの喧騒に惑わされることなく、この冬の時代に咲いた“本当に底力のある名作”を、自身の目でしっかりと見極めていきたいものです。
Web投稿サイト系の完全新作19作品
![]() 5位 ふつ悪 | ![]() 8位 無自覚聖女 | ![]() 11位 転生重騎士 |
![]() 12位 AWメイド | ![]() 21位 LV999の村人 | ![]() 22位 鬼花 |
![]() 24位 猫と竜 | ![]() 25位 出涸らし | ![]() 26位ここ俺 |
![]() 30位 てんびん | ![]() 31位 世界最強の後衛 | ![]() 32位 才女のお世話 |
![]() 34位 きみ愛 | ![]() 38位 領民0人 | ![]() 39位 異世界ごはん旅 |
![]() 40位 ビクトリアニメ | ![]() 42位 ブチ切れ令嬢 | ![]() 43位 落第賢者 |
![]() 46位 身代わり令嬢 |
初出の年代順
2013年▶
・新作24位(51)▶猫と竜:小説家になろう 2013年9月
2015年▶
・新作21位(47)▶LV999の村人:小説家になろう 2015年7月
2017年▶
・新作31位(58)▶世界最強の後衛 ~迷宮国の新人探索者~:小説家になろう 2017年
・新作12位(38)▶ヒロイン?聖女?いいえ、オールワークスメイドです(誇)!:「小説家になろう」「カクヨム」2017年2月
2018年▶
・新作26位(53)▶ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。:小説家になろう 2018年6月
・新作43位(73)▶落第賢者の学院無双~二度目の転生、Sランクチート魔術師冒険録~:小説家になろう 2018年
・新作38位(68)▶領民0人スタートの辺境領主様:小説家になろう 2018年1月
2019年▶
・新作25位(52)▶最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い:小説家になろう 2019年2月
・新作39位(69)▶捨てられ聖女の異世界ごはん旅 隠れスキルでキャンピングカーを召喚しました:小説家になろう 2019年7月
・新作22位(50)▶鬼の花嫁:ノベマ!、小説家になろう、アルファポリス 2019年11月
2020年▶
・新作34位(61)▶「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます:小説家になろう 2020年4月
・新作32位(59)▶才女のお世話:小説家になろう 2020年4月
・新作30位(57)▶転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件:小説家になろう 2020年6月
・新作42位(72)▶ブチ切れ令嬢は報復を誓いました。 ~魔導書の力で祖国を叩き潰します~:小説家になろう 2020年10月
・新作5位(24)▶ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~:小説家になろう 2020年7月
・新作8位(31)▶無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す:小説家になろう 2020年
2021年▶
・新作11位(36)▶追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する:小説家になろう 2021年4月
・新作40位(70)▶手札が多めのビクトリア:小説家になろう 2021年9月
2023年▶
・新作46位(77)▶身代わり令嬢を救ったのは冷酷無慈悲な氷の王子の愛でした:小説家になろう 2023年7月
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